ほぐし堂の整体

鍼灸院なのに整体?…と言われてしまいそうですが、実は当院では整体も行っています。

行っていますというか、ものすごく得意としております。

 

街を見渡せば、整体院やマッサージのサロンなどたくさんあり、それぞれのお店や施術者が様々な特徴や強み、得意技をもっています。

このページでは、当院の整体の特徴や考え方をお知らせ致します。

当院に初めていらっしゃる方は、当院で一体どのようなことをされるのかと、ある種の小さな不安も感じるかと思いますので、ご参考になれば幸いです。

 

特徴1:たくさんの考え方や方法を踏襲しています

 

当院の整体は、いわゆる「○○式」だとか「○○先生の△△」とか、特別な形式や流派に則っているわけではありません。

 

ただ、たくさんの方の研究や考え方、やり方を20年以上に渡って、見たり教わったり、勉強させていただく中で、「この痛みにはこの方法が抜群に効果的だ」とか、「この部位にはあの先生が教えてくれた方法が最適だ」など、様々な方法や考え方を踏襲して作り上げてきたものです。

 

 たくさんの先生方の研究や努力の成果を譲り受けたものではありますが、その構造はオリジナルです。

 

特徴2:「ボキボキ」はやりません

 

ボキボキっと音の鳴る、アジャストテクニックと呼ばれる手技。

これは、「ぜひやってください」とお願いされれば行いますが、基本的には使いません。

理由は、そんなことをしなくても同じか、もしくはそれ以上の効果を出す方法が他にあるからです。

 

医学が発展するのと同じように、整体の考え方や方法も進歩しています。

わたしも昔はアジャストテクニックを得意として使っていた時期もありましたが、今は小さなお子さんからお年寄りまで安心、安全に受けられるメニューに置き換わっています。

 

特徴3:完全手技療法です

 

当院では、整体の前後に低周波等の機械は使いません。

使いませんので置いてもいません。

完全手技療法です。

 

様々な考え方があると思いますが、私自身、機械を使ってもらって良くなったという経験がないというのもひとつの理由ですが、日本には「お手当て」という素敵な言葉があります。

手を当てて見ることほど効果的で安心な施術はないと考えています。

 

特徴4:東洋医学の考え方も織り込んでいます

 

わたしは、「はり師」「きゅう師」の国家資格を有していますので、東洋医学の考え方をたくさん学んできました。

 

西洋医学は偉大です。西洋医学を軽視して東洋医学に傾倒しようなどとは到底思いませんが、西洋医学で行き詰ったときにヒントになったり、打開策を見出せたりするのが東洋医学の素晴らしさだと考えています。

 

また、古から伝わってきた経絡、経脈という体のツボや流れを整体に織り込むことで、体のバランスをいい状態に戻し、それが良い癖となって体に根付くよう心掛けています。

 

 

 

特徴5:人間の体についての知識は豊富です

 

「整体師」という名前の資格はありません。

なので、若い駆け出しの整体師さん、長老のような仙人のような熟練の整体師さん…実はみなさん「私は整体師です」と名乗れば整体師なのです。

 

さて、私は先にも申し上げた通り、鍼灸師の国家資格を有しています。

国家資格を持つためには、東洋医学はもちろんなのですが、解剖学、生理学、臨床医学、病理学と本当に膨大な人体についての勉強をします。これは施術していいのか病院の医師にお願いすればいいのかを判断するためには必要な知識です。

そして、この国家試験の勉強こそがわたしの整体への大変大きな強みになりました。

 

「この辺が痛い」と患者様が言ったときに、それはどの筋肉なのか、なぜそうなるのか、どこを施術の主とすればよいか、今後おなじ痛みを繰り返さないためにはどうすればよいか、何らかの病気のサインやケガが隠れていたり関係してはいないか、様々な知識を総動員して施術に当たることができます。

もし、病気やケガなど、私どもが安易に触るべきではないケースについては、医師の受診を勧めます。この判断材料があるかないかは患者様にとっても大きな利益につながります。

 

トップページに当院の施術の様子が分かる動画を公開しました。

ぜひご覧いただき、来院の一助になればと思います。